芸術の秋がやってきました。今年の秋は陶芸に挑戦したい!そう思っている方も多いのでは?そんなあなたにエプロンづくりの専門家『ヴェッティモン・ドゥ・シャンブル』さんが陶芸に最適なエプロン選びについて教えてくれました。陶芸以外にも「ものづくり」が大好き、手仕事時に着用できるエプロンを探している、そんな方にもピッタリの内容です。
エプロンに最適な4つの素材を知ろう
①ヒッコリーストライプ
陶芸をするとどうしても服が粘土で汚れてしまいます。そこで汚れを防ぐという目的のエプロンを最初に紹介します。私のオススメはヒッコリーストライプ。もともとヒッコリーストライプの生地は、作業着としてつくられた生地。だから丈夫で汚れが目立ちにくく、お洗濯に強い素材なのです。
②デニム素材
次におすすめなのが、デニム素材。デニム素材が丈夫なのは、みなさんもう知っていますよね。またデニムエプロンに粘土がついても、何となく味があってサマになると私は思います。
お洗濯を繰り返すうちに、インディゴカラーが色落ちしていくのも、デニム素材の魅力のひとつ。濃いインディゴブルーだったエプロンが使い込むほどに、色落ちし体に馴染んでいくから、きっと愛着も湧いてきますよ。
③リネン(麻)素材
おしゃれなあなたにオススメなのは、リネン100%エプロン。麻素材は、しわになりやすいという特徴もあるのですが、綿素材にはないシャリ感、ヨロヨロとした麻独特の風合いがとってもステキです。洗濯にも強い素材なので、洗えば洗うほど、柔らかく風合いが良くなっていきます。
④コットンリネン(綿麻)素材
「リネンが好き!でも、しわになるのは気になる!」そんな方には、コットンの入ったコットンリネンという素材がおすすめです。リネンとコットン素材が組み合わされた素材なので、しわになりにくいです。でもリネンの素朴なおしゃれ感も残っている素材です。
エプロンの機能面をチェックしよう
エプロンを選ぶ時にチェックをしてほしいのが、足さばきがしやすいこと。陶芸をするときは、粘土をこねたり、ろくろを使ったりしますよね。そんな時、動きやすいエプロンであることは必須条件。『ヴェッティモン・ドゥ・シャンブル』のエプロンの特徴は、フロント裾に斜めに入ったスリットです。
体全体で何度も粘土をこね、陶器を作る過程で、エプロンが体の動きを邪魔するようなら、作業に集中できませんよね。一つ一つの工程をに意識を集中するためにはスリット入りのエプロンが最適です。また長い着丈のエプロンなら、ろくろを前にした作業時の足元の汚れまで防ぐことが出来ます。
ホルターネックとバッククロスの違い
通常エプロンの肩ひもは、首の後ろにかけるホルターネックタイプと、背中でクロスするバッククロスタイプがあります。
ホルターネックが向いている方
肩こり知らずの陶芸家さんには、ホルターネックエプロンがおすすめです。肩ひもが落ちてきた時、土を触っていたら肩ひもを上げることはなかなかできないもの。ホルターネックタイプのエプロンなら、首の後ろにひもをかけるので、肩からずり落ちることはありません。
バッククロスタイプが向いている方
バッククロスエプロンは、オーバーオールを着ているような雰囲気。ホルターネックタイプに比べると肩こりがしにくいのが特徴。紐が細いものを選べば女性らしい華奢の雰囲気をまとうことができます。
自分の好み、目的に合わせてエプロン選びを楽しんでくださいね!
テキスト:ヴェッティモン・ドゥ・シャンブル
編集:Yoko