洗練されたデザインに、快適な使い心地。雨の日でも出かけるのが楽しくなりそうな「槇田商店(まきたしょうてん)」の傘は、お気に入りの一本としてぜひ持っておきたいアイテムです。
今回は、そんな魅力的な傘をつくる槇田商店さんにお話を聞いてみました。
江戸時代から山梨県西桂に続く老舗織物メーカー、槇田商店。
「羽裏(はうら)に心を込めて、おしゃれを楽しんでいた江戸時代の粋人たちに愛された甲斐絹の伝統を引き継ぎながらも、新しいものづくりにも挑戦しました。テクスチャーが楽しめる生地を、自分たちで傘にまで仕上げ、これまでにない生地の楽しみ方を傘を通じて発信していきたいと思っています」
山梨県の自然豊かな日常や、日々扱う糸、そこから生まれる生地。環境と素材が合わさることで得られるインスピレーションを、自分たちのものづくりに落とし込んでいるそう。
一般的に目にする傘とは、一線を画すようなデザインが目立つ槙田商店の傘。商品をつくるうえでも、「見たことがない傘」にこだわっているという。
「テキスタイルメーカーとして、生地の面白さや機能性をしっかりと出したアイテムをつくりたいと思っています。例えば、野菜の質感を出したようなものや、北欧デザインのプリント柄をジャガード技術を使って織りで表現したもの、服地のテクニックを使って凹凸感のあるものなど。お客様から『見たことがない』という言葉をもらえるようなものづくりを意識しています」
そんな斬新なアイデアに、実際に傘を手にとったお客様からも、日々様々な声が届く。
「『驚きと感動です!柄が気に入って買いましたが、あまりにも素敵で再度も説明を読み返しました。今まで使っていたビニール傘とは違って、こんなに丁寧に作ってくれたものなら、大事に使わなくちゃと思いました』といったコメントや、『梱包までもが申し訳ないくらい丁寧で、大切に丁寧に傘をつくられている様子が伺えました。 本当にきれいな織柄で金の留めボタンも素敵。 しっかりしたつくりでかつ手に取ってみると思っていた以上に軽いのもとてもいいです。 長く大切に使いたいと思う傘です』といった声も。
自分用にはもちろん、贈り物として手にとってくれる方も多いんです。皆さんのお気に入りの一本になれば、嬉しいですね」
150年以上という長い歴史を持ちつつも、新しいことにも積極的に取り組む姿勢を忘れない槇田商店。そのバイタリティの源はどこから来るものなのか尋ねてみたところ……
「槇田商店の歴史自体が、挑戦でした。時代の変化に合わせ今まで和装に使っていた物を洋装に変化させ、『織り』という大事にしてきた技術をさらに広げるために革新的な織機も導入。槇田商店には、新しいことに挑戦するという姿勢を応援する社風があるんです。アイデアを頭のなかで考えて終わらせるのではなく、実際に形にする。そうしたクリエイティブを大事にする姿勢が、バイタリティの源になっていると思います」と話してくれました。
今後もその姿勢は変えず、テキスタイルメーカーとして、傘だけではなく、スカートやワンピースなどの衣類や、傘生地の機能を活かしたバッグやアウトドアグッズなどの展開も考えているんだとか。「槇田商店の生地のある暮らし」を提案できるような新しいアイテム開発にも取り組んでいるという。
日本のものづくりに対する姿勢とともに、傘を海外にも発信していきたいと考えているそう。これからますます魅力的なアイテムが生まれそうで楽しみです。
プロフィール:
槇田商店
1866年、江戸時代末期に創業。着物の羽織の裏地に好んで使われた「甲斐絹(かいき)」という織物を取り扱う。時代の変化とともに、扱う織物も傘生地・服地に変え、さらには自社で織生地から傘までを一貫して製作。「織り」を活かしたオリジナルテキスタイルを使った傘を展開している。
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