デザイナーとして、もう一段階上のステージを目指したい!そのためには、ビジネスチャンスを逃すわけにはいきません。
クリスマスやお正月などイベントごとが多い年末は、ECサイトや百貨店の売上が特に伸びる時期。消費者の購買欲を刺激します。マーケティング調査によると、アジアの消費者の55%以上が年末イベントに向けて商品を購入、75%の消費者にとって新しいブランドに出会う機会になっています。今回は、そんなビジネスチャンスを逃したくないデザイナーさんに向けて、シーズン前に攻略しておきたい広告の使い方をPinkoiの台湾スタッフであるVickyが紹介します。ぜひチェックしてみてください!
1)事前に商品に適したイベントのキーワードを追加する
Googleの消費者インサイト記事によると、57%以上の消費者が買いものをする前に、注文する商品に関する情報を検索していることがわかりました。また、85%の消費者が「信頼できるブランドでしか買いものをしない」と回答、63%の消費者が「検索結果と関連性のない商品情報を提供するブランドは選ばない」と回答しています。そのため、商品説明やブランドストーリーにおいては正しい情報や関連するキーワードを提示することが消費者の関心をひくための鍵となります。
Pinkoiユーザーの40%以上は、明確な購入意思の有無にかかわらず、第一ステップとして「検索」を利用しています。このことから、商品の性質に応じて適切なキーワードを追加しておくことが重要であることがわかります。例えば、「クリスマス」「母の日」など、イベントの前には関連するキーワードを追加しましょう。(キーワードは、認知度が低い、もしくはニッチであればあるほど、商品の露出を制限することになります)
また、ショップのブランドストーリーはユーザーのページ滞在率を高めます。ぜひページの充実化を図ってみてください。
キーワードを追加する際は、重要なものを優先しましょう。割引やイベントに関連するキーワードをページの上部に入れることでユーザーの目に留まり、クリック数を高めることができます。
どのキーワードを選べばいいのかわからない、見当がつかないという方は、Pinkoi Product Adsが提供するキーワード提案機能を参考にしてください。
ただし、キーワードを選ぶ際には、関連性のないキーワードを入れないようにしてください。キーワードが増えると露出が高まるように見えますが、検索結果が期待していた商品と一致しないと、ユーザーはブランドに対して不信感を抱きはじめます。また、ユーザーと商品の間のインタラクションがうまくいかない(繰り返し表示されてもクリックされない)ため、システムが「ユーザーが好む商品ではない」と判断し、結果的に表示順位が下がる可能性があります。長期的な露出実績に影響を与える可能性がありますので注意してください。
2)ギフトボックスや季節限定のアイテムを提供
「期間限定」「数量限定」など、「限定」という言葉に惹かれる人は多いはず。Pinkoiのユーザー調査によると、ユーザーの1/4が、商品をカートにいれてもすぐには注文しないという結果が出ています。割引やギフトボックスなど、期間限定のアイテムを提供するのも注文率を上げるためのポイントになってきます。
・ギフトボックスの提供
イベントに合わせてパッケージの組み合わせを変えたり、デザインを変えたりすることで在庫アイテムの売上を伸ばすことができ、ユーザーにも「お得感」を与えられるので注文数にも影響してきます。
・オリジナルセットの提供
もしギフトボックスのなかに、ユーザーが好まないものが入っていたら?この場合、2点購入で10%OFFや1,000円以上の購入で送料無料などの割引を組み合わせることで、割引を目当てにしたユーザーが購入してくれるようになります。ただし、割引を設定する際は、損失が出ないよう割引コストを計算する必要があります。
3)イベント1ヶ月前からキャンペーンを開始し、期間を長めに設定
検索行動は、ある日突然始まるわけではなく、時間をかけて積み上げられてきたものです。過去のPinkoiのユーザー行動を見ると、運送時間、複数サイトでの比較にかける時間などを考慮し、実際に注文する1ヶ月前から探し始める傾向にあります。このタイミングで商品を見せることができれば、ユーザーに印象付けることができ、買いもの時の選択肢になるはずです。
クリスマスシーズンが終わると関連するキーワードの検索ボリュームは大幅に減少しますが、パーティーに遅れて参加する人は必ずいます。キャンペーン期間を延長(1〜2週間ほど)して、遅れて参加する買いもの客も取り込めるようにしましょう。
4)広告ツールを使って先手を打つ
商品ページの露出を増やしたい、カートに入れてもらいたい、最新キャンペーンを知らせたいなど、ユーザーに行動を促すためには、Pinkoi広告ツール使ってみましょう。
・商品広告
ユーザーがさまざまなカテゴリを閲覧したり、キーワードを検索したりすると検索結果や閲覧条件に合致した商品広告が表示されます。商品写真+商品タイトルを表示させることで、ユーザーの目に留まりやすくなり、ユーザーは商品情報を事前に理解したうえで商品ページをクリックすることになります。これによって商品が買われる可能性も高まります。
・ショップ広告
あなたのショップをPinkoiのホームページでアピールしませんか?商品広告とは異なり、ショップ広告ではショップ名+商品写真の組み合わせで、ユーザーが購入したいものを明確に思い浮かべる前にショップのイメージを印象づけることができます。
イベントシーズンの前にチェックしておこう!
バレンタインデー、母の日、夏のイベント、記念日、クリスマスなど、テーマや内容の異なるイベントをPinkoiではたくさん紹介しています。外部消費者をできるだけ多く取り込めるよう、シーズンごとのイベントは常にチェックしておきましょう。
広告はショップの露出度を高める手段として画期的なツールですが、まずは基本設定を忘れずに。広告に関する詳しい情報については、Pinkoi広告ツールのぺージをご覧いただくか、info@pinkoi.com までお気軽にお問い合わせください。