国内販売も慣れてきたから「海外販売」に挑戦してみたいけれど、不安がいっぱいでなかなか一歩を踏み出すことが出来ないという、ネットショップオーナーの方も多いのではないでしょうか。そんなネットショップオーナーの大きな心配事のひとつが「海外発送」。今回のデザイナーズガイドでは海外発送に初挑戦:発送方法の選び方を伝授します。色んな方法があり難しく感じるかもしれませんが、基本を押さえればおどろくほど単純で簡単です。さっそく見ていきましょう♪
自分の商品にあった発送プランはどれ?
海外発送でおすすめの方法は「EMS」「国際eパケット」「小型包装物」の3種類です。まずはこの3つの特徴を整理してみましょう。
? ポイント:基本的に考えることは「重さ」「商品のタイプ」の2つだけ!
まずはこちらの表で大まかな特徴をおさえましょう。
① EMS
少し割高ですが、何よりも早いのが特徴です。商品が万が一壊れた際の賠償額も上限が200万円と、高額商品も安心して送ることができます。発送料金は東京⇒台湾(300グラム)で1,400円、配達に約2日間必要です。そしてほぼリアルタイムで商品がどこにあるのか追跡可能なのも嬉しいポイント。
✔ こんな商品におすすめ
高額な商品
陶器やガラス製品などの割れ物
② 国際eパケット
2キロ以内で3辺の合計が90cm以下の商品にオススメなのが国際eパケットです。発送料金は東京⇒台湾(300グラム)で780円になり、配達に約6日間必要です。追跡も可能でEMSよりも安いので、多くのネットショップオーナーが使用しています。送り状やインボイスを自宅のプリンターで印刷できるので、手書きの必要がなくて楽ですよ。
✔ こんな商品におすすめ
割れ物以外で6,000円以下の補償でも問題ないもの
2キロ以内のアクセサリー、洋服、雑貨類
③ 小型包装物
こちらも国際eパケットと同じ2キロ以内で3辺の合計が90cm以下の商品に対応した発送プランです。発送料金は東京⇒台湾(300グラム)で470円になります。また配達に約10〜14日間必要です。しかし国際eパケットと違い、補償や追跡のサービスは基本的にはありません。なので高額の商品を送るときにはオススメできません。
✔ こんな商品にオススメ
配送中に紛失した場合、同じものをすぐに再発送できる価格の商品。
1,000円以下のカードやステーショナリーなど。
送料とのバランスを取りたいもの
オススメ発送プラン・早わかりチャート
配達料金の調べ方とは?
-
まずは実際に梱包をしてみよう
送料は基本的に「重さ」で決まります。お客さまに実際に発送する時と同じように梱包してみましょう。(領収書やショップカードも入れる)
※送り状やインボイスの重さは含まれません。
-
日本郵便の公式サイトで送料を調べましょう
梱包した商品の重さと発送先の国を記入して調べます。
▽ 東京から台湾へ300グラムの荷物を送った時の料金を日本郵便の公式サイトで調べてみました。
いかがでしたか?海外発送の種類を理解し、自分の商品に合った発送方法が分かれば、後は手順に沿って発送準備を進めていくだけです。海外発送ガイド次回は、「慣れれば簡単!発送ラベルとインボイスの書き方」を紹介しますね。お楽しみに♪
※ 上記の情報は2017年11月9日現在の日本郵便の情報に基いています。
※ご紹介したものはあくまで一例であり、ケースにより最適な郵送方法は都度変わります。
▷ ▷ 海外販売を成功させるために知っておきたい5つのポイントとは?
▷ ▷ 海外販売でリピーターを獲得する方法!外国語でありがとうを伝えよう
▷ ▷ どこよりも実用的!商品写真のとり方レッスン