台中と言うと「夜市」や「虹の村」を思い浮かべる人が多いと思いますが、今人気なのはリノベーションスポット。古い建物を改装し、再生させた空間は、想像以上におしゃれで見どころ満載なんです!
出典:臺中觀光旅遊網
台湾人であれば、一度は行ったことがある台中。それぞれのライフスタイルに合わせて、いろんな面白みを見せてくれます。著者である私も台中で学生時代を過ごした経験を持っているので、この土地には思い入れがあるんです。
出典:臺中觀光旅遊網
台中と聞いて思い浮かべるのは、夜市やおいしいご飯に、「高美湿地」「勤美誠品緑園道」「虹の村」といった定番のスポット…ですが、それだけではないんです!
実は最近、台中では古い建物を改装し、おしゃれスポットとして再生させたリノベーションスポットが注目されているんです。今日は、そんなリノベーションによって新しく生まれ変わったクリエイティブカルチャーエリアをご紹介!普段とは違う台中の一面を見つけてみませんか?
今回ご紹介するのは、おしゃれさんならマストで行っておきたいスポット。インスタ映えも抜群なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
① 審計新村
政府が建てた公務員宿舎をリニューアルした「審計新村」。政府の組織改編にともない長い間放置され、廃墟化していた建物に若手クリエイターたちが次々とユニークなショップをオープン。今では、モダンでアートな感覚と建物の古さを活かした趣が絶妙に入り混じったおしゃれスポットになっています。
クリエイティブなエリアとして有名な「草悟道」からも近いので、散策したり、コーヒーを楽しんだりしながら、自分に向き合う時間をつくってみるのも◎。アートな空間でエネルギーチャージしてみましょう。
審計新村
住所:台中市西區民生路368巷4弄8號
Facebookページ:審計新村
② 清水眷村
港区アートセンターの真向かいにある「清水眷村」。建物のほとんどは、いまだに修復されておらず、かつての台湾の姿を思い出させるような光景が広がっています。
日本統治時代に日本の石油会社の宿舎として建てられた建物が、のちに中華民国軍の居住地区になったという歴史的背景もあり、台湾と日本両方の異なる雰囲気を感じることができるスポットです。
アートに興味がある人には、「清水眷村」のなかにある「寄風冊店」がおすすめ。クリエイティブな情報が揃っていたり、アートに関する書籍が置かれているんです。ゆったりと村の雰囲気を味わいたいときには、平日に訪れるのがおすすめ。小鳥のさえずりに耳を傾けながら、自分の世界に浸ってみましょう。
清水眷村文化園區
住所:台中市清水區鎮政路101號
Facebookページ:清水眷村文化園區
③ 忠信市場
出典:臺中觀光旅遊網
台中国立美術館の向かいにある「忠信市場」は、秘密基地のような空間。1950年代に建てられた市場ですが、穏やかな衰退をたどることに。一見、廃れた路地のように見えますが、一歩入るとそこにはおしゃれな空間が広がっています。
出典:臺中觀光旅遊網
「市場」という名前が残ってはいるものの、なかにあるのはカフェやアートスペース、本屋さんなど。昔のままの雰囲気のなかに突如あらわれるアート空間は、まさに「異世界」という言葉がぴったり。新旧入り混じる不思議な空間で台中の魅力を味わってみて。
忠信市場
住所:台中市西區五權西二街14號
Webサイト:臺中市政府觀光旅遊網
台中のリノベーションスポットを3つ紹介してきましたが、いかがでしたか?次に台中を訪れるときの参考にしてみてくださいね。
散策したり、撮影したり、アートな空間でのんびりと過ごしたり。普段とは一味違う台中を楽しんでみてください。
原文:老地方也能賦予新生命!3 個越舊越美的台中文青新聚落 written by 妞新聞
抄訳執筆:小郷あゆみ
編集:別所ゆかり