実は台湾は靴下天国。たくさんの若手デザイナーが自分の世界観をもとに、ユニークな靴下を生み出し続けています。
台湾の靴下の特徴は、デザイン性と品質の高さ。自分が履くのはもちろん、大切な友人や家族への贈り物にピッタリです。「どれにしようかな~」と長い時間うろうろ迷ってしまうくらいの種類が豊富! 私は実際に妹へのプレゼントに2時間近く迷って+10・テンモアの2足を選びましたが、とっても喜んでもらえましたよ。
パンプスやスニーカーに合わせたい、履くだけで気分が上がるそんな靴下たちをご紹介します。
1. 台湾デザイン靴下のパイオニア
2012年11月にPinkoiでの発売が始まり、5年目の2017年11月にTWO VIRGINSから発売された『+10 テンモア 台湾うまれ、小さな靴下の大きな世界』で日本での知名度がぐぐっとあがった、高いデザイン性で大人気な靴下ブランドです。またそれぞれ靴下は詩のようなステキなストーリーを持っています。
「怖がらないで follow me!」
大胆な色彩と型にとらわれない線で自分の眼を追う。ソファに座っているような、心地いい作品であることをマティスは願っている。(商品説明より)
片足ずつデザインの違うシリーズを展開、という大胆な挑戦にもビックリしますが、なんといっても商品説明として添えられた文章の面白さにくすくす笑ってしまいます。読んで楽しく、履いて軽やか。一足で2回おいしい!
2. 靴下の中に込められた世界観に、ドキドキ
『tan-tan』は洋服がメインのブランドで、彩度が低めで落ち着いたテイストが特徴的。コーディネートしやすい色合いと、ナチュラルな印象が肌色を美しく魅せてくれます。商品写真も恐竜とキリンさんが出てきて、面白いですね。
3. 足元は清楚に、カラフルに
靴を履いた時に見える部分と、脱いだ時にちらっと見える部分とのギャップがある靴下ってちょっと魅惑的です。つま先のとかかとのポイントカラーと、お邪魔したお宅のリビングのコーディネートカラーがマッチしたら、「あ!センスが似てるかも」ってお互いにうれしくなりそう。
4. デザインよし+素材や形状も心地よく
GillianSun-Socks Collection │ てんてん(ブルー)
クールマックス®エアー テクノロジーを使用して作られた生地は、プロペラ形状断面の繊維を使用しており、優れた吸水速乾性と通気性を兼ね備えています。(参照URL:クールマックス)
ボディの部分には「クールマックス®繊維」を使用し、かかととつま先をナイロンで補強してあるので、快適な履き心地と破れにくい丈夫さとを兼ね備えています。 30年以上の技術を持った靴下メーカーの製品なので「履いて心地よく、見て美しい」の両立を叶えてくれます。毎日履いても飽きない、優しい色合いも魅力的ですね。
5. 日光で焼いた卵焼きみたいな靴下…
きっと台湾でこの写真を撮ったのは夏。おそらく30度近い気温と強い日差しが照っているのではないでしょうか。台湾の夏は熱いし暑い。黄色い卵を黒い鉄のフライパンに乗せて日向に置いておいたら、美味しい目玉焼きができてしまいそう…。そんな夏の強い太陽を彷彿とさせる靴下を発見しましたよ。(見ていたらお腹がすいてきちゃいました笑。)
編集後記
台湾デザインの靴下、いかがでしたか?ついつい洗濯しやすくて汚れが目立ちにくい無地で濃い色の靴下を選んでしまいがちな私。今回いろんなブランドを見たり触れたりする中で、「今年の秋はデザイン性の高い柄のある靴下を履いてみたいな」と思い、カートにちょいちょいポチっとしているところです。みなさんのお気に入りも見つかりますように
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テキスト:甲田 智恵
編集:岸本 洋子
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