日本では年末年始ムードが漂っていますが、台湾をはじめとした中華圏のお正月はまだ先!新暦のお正月よりも旧暦のお正月を祝うことが一般的なんです。そんな「旧正月」について話には聞いたことがあっても、実際に何をするの?という方もいますよね。そこで今回は、旧正月の過ごし方についてご紹介していきます!
【目次】
・2024年の旧正月(春節)はいつ?
・ 旧正月(春節)とは?何をするの?
・春節気分を、日本でも味わいたい!
・日本にいながら2024年の春節をお祝いしてみよう
2024年の旧正月(春節)はいつ?
2024年の元旦(春節)は2月10日。2月10日から2月17日までの8日間が休日になり、この期間は台湾もお祭りムードに。今回は、そんな旧正月の過ごし方についてご紹介!日本でも春節気分を味わえる、おすすめアイテムも紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください♪
旧正月(春節)とは?何をするの?
春節の前日は「除夕」と呼ばれ、日本で言うと「大晦日」のような日。家のなかの悪い気を外に出すという意味も込めて、大掃除をする人が多いのだとか。また、旧正月は休業するお店が多いので、買い出しに繰り出す人たちも。縁起の良いお菓子や食べ物に新年の飾りもの、さらには神様にお供えするお花や果物などを買いに出かける人で街中は大混雑……。
台湾でも有名な乾物街「迪化街」は、ものすごい人に。旧正月ならではのにぎやかな雰囲気が味わえます。
大晦日の夜には、日本と同じように実家に帰って、家族みんなでご飯を楽しむことが多いんです。ちなみにこれは韓国やベトナムなど、他の中華圏の国々も一緒。旧正月に向け、帰省ラッシュが起こるそう。
テーブルに並ぶのは、縁起の良い料理の数々。中国の昔のお金「元宝」に形が似ているという水餃子に、中国語の発音が「良い兆し」という意味に似ている大根や、福を運ぶとされているパイナップルなど。
水餃子を食べて、デザートにパイナップルを食べれば、日本でもちょっとした春節ぽさを味わえるかも。
▶ 「春聯」って?
台湾では、旧正月には赤い紙に縁起の良い言葉を黒や金色のインクで書き、家の門に貼り付ける習慣があります。これは台湾では「春聯(チュンリエン)」と呼ばれるもの。この「春聯」を貼ると、お金と福を招き、開運を呼ぶと言われています。
台湾の街中を歩いていると、「春」や「福」が逆さになって貼られているのを見かけることも。これは、中国語の「逆さま=到」の発音が「到来」という意味につながるから。「福到来」「春到来」という想いを込めて、あえて逆さまに貼るカルチャーがあるんです。
▶ 「お年玉」を渡す習慣も
中国や台湾にもお年玉文化はあるんです。「紅包(ホンバオ)」と呼ばれる赤い袋や紙に包んで渡すのが一般的。
Pinkoiにもかわいいデザインの紅包袋がたくさん揃っているので、ぜひ見てみてください。思わずほしくなってしまうはず!
春節気分を、日本でも味わいたい!
そんな春節のおめでたいムードを日本でも味わいたいですよね。そこで今回は、おすすめのアイテムもご紹介♪この時期にしか手に入らない春節限定パッケージのギフトアイテムもあるので、ぜひチェックしてみて。
▶ 台湾のメジャーなお菓子をお祝いに
台湾のブランド「青鳥旅行 BlueBirdTravel」のエッグロールセット。エッグロールは、台湾ではメジャーなお菓子。日本のお歳暮と同じように、お世話になった人への贈り物としても人気なんです。しっかりと厚みのある生地に、口のなかで溶けていくようなホロホロ感がたまらない!アールグレイチョコレート、鉄観音チョコレート、抹茶チョコレート、ブラックチョコレートの4種のフレーバーが味わえる、お得なセットになっています。
今年の干支である龍をモチーフにしたパッケージは、今だけの限定アイテム!自分用にも購入しておきたい一品です。
▶ まるで宝石箱みたい!可愛いお菓子で気分もアップ
台湾のハーブティーブランド「小草作」のフルーツティーとドライフルーツがセットになったギフトボックス。パッケージも上品で、華やか。高級感があるので目上の人へのギフトにもぴったりです。台湾らしい味わいがギュっと詰まったギフトボックスを大切な人への手土産に。
▶ 温かみのある春聯を部屋に飾ろう
台湾の家庭のように一般的な春聯を日本で飾るのはちょっと抵抗がある……というときには、「mooleather」の革春節連句吊り飾りがおすすめ!台南のデザイナーがひとつひとつハンドメイドでつくる、温かみを感じられるアイテムです。お部屋のなかに飾れば、福がもたらされること間違いなし!
▶ 人気の台湾茶も春節限定パッケージに!
人気の台湾茶ブランド「Wolf Tea」からも新春限定ギフトが登場!パッケージの龍のイラストは、箱から外すと新年を祝う縁起の良い「春聯」になるんです。掛け軸のようにお部屋に飾って、春節気分を味わってみましょう。ギフトボックスには、茶筒1缶とティーバッグ8袋が入っています。おうちでほっこりとお茶時間を楽しむのにも◎
日本にいながら2024年の春節をお祝いしてみよう
旧正月(春節)の楽しみ方と、日本でも春節を楽しむためのおすすめアイテムをご紹介してきましたが、いかがでしたか?日本では馴染みのない「旧正月」の文化ですが、アジア各国では様々なお祝いがされています。2023年は、日本でもぜひ「旧正月(春節)」を楽しんでみてくださいね!
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