大家好!(みなさんこんにちは!)keiko在台灣です。私は台湾プランナーとして働く傍ら、日々台湾のモノコトヒトを発信しています。台湾のデザイン雑貨も大好きなので、Pinkoiを日々チェックして情報収集をしています。
Pinkoiに掲載されているブランドの中には、台湾現地に直営店があることを知っていましたか?「かわいい・おしゃれな雑貨を直接手にとってみたい」「お菓子以外のお土産もあるの?」「何度も台湾旅行に行っているので、ちょっと変わったお土産が欲しい」など、台湾ブランドに直接触れてみたい方や、お土産に悩んでいる方へ、おすすめのデザインブランドをご紹介します。
※紹介している店舗情報は2023年11月現在のものです。実際に店舗へ行かれる際はショップ公式の最新情報を事前にご確認ください。
【台北】で買える台湾ブランド/台湾を代表するデザインが勢揃い!
初めての台湾旅行では、台北をメインに旅する方も多いのではないでしょうか。2泊3日など短い期間でも存分に楽しめる魅力がぎゅっと詰まった街です。レトロな街と最先端の流行を同時に感じられる場所でもあります。
台湾のテキスタイルブランドの第一人者と言える【 印花楽 inBlooom】。直営店は大稻埕(迪化街)にあります。台北最大の問屋街である迪化街では、漢方薬や乾物、からすみに布類などの商店が連なる場所。台北観光に外せない場所です。
2008年に学生時代の女子3人組が始めたMIT(メイドイン台湾)ブランドで、現在ではマクドナルドや台湾セブンイレブンなど、大手企業とのコラボレーションなどその活動の幅を大きく広げています。デザインのモチーフになっている「台湾ハッカチョウ」は台湾固有種の鳥。印花楽 inBlooomを代表するデザインの一つです。
●印花作夥(インホァーズォホォ)
住所:迪化街一段248號
TEL: 02‐2557‐0506
営業時間:10:00~18:00
定休日:毎月最終火曜
日本でも人気の高い台湾茶ブランド【琅茶 Wolf Tea ウルフティー】は、おしゃれなショップが集まる富錦街エリアにあります。富錦街は松山空港からも徒歩圏内。帰国の飛行機を待っている間にも立ち寄れる、便利な場所です。
お茶の名産地、阿里山からスタートした台湾茶ブランドである琅茶 Wolf Tea ウルフティーの台湾茶は、ブレンドはせず「シングルオリジン」で提供するのも特徴。一つ一つ品番をつけてから販売し、完売次第で終了となります。
●琅茶本舗 Wolf Tea Shop + Gallery
住所:台北市民生東路四段 97 巷 6 弄 8 號 1F
TEL: 0970-844-235
営業時間:13:00-19:00
定休日:日曜日
最近、台湾旅行ガイドブックでも見かけることが増えた【Littdlework】は、永康街にあります。永康街は小籠包でお馴染みの「鼎泰豐」や、観光客に大人気の「天津葱抓餅」など、観光客に有名なグルメのお店も立ち並ぶエリアです。
Littdleworkのデザインは台湾をモチーフにしたものも多く、お土産にもぴったり。アクセサリーや雑貨などを身につけることで、いつでも台湾を思い出すことができます。
●Littdlework(リトドルワーク)
住所:永康街4巷12號
TEL:090-945-4405
営業時間:12時~20時30分
定休日:無休
台湾のアパレルブラン【WEAVISM】のショップがある「東区」は、台湾の流行発信地のような立ち位置。台北市でデパートが集まるエリアでもあります。
【WEAVISM】シンプルかつ機能性の高いデザインの服を発信。ブランド創設者が旅好きなこともあり「旅」をテーマにデザインされています。
魚の頭のインパクトで目を引くこのバッグ。モチーフとなっているのは台湾を代表する魚「サバヒー」。サバヒーは台湾・台南を中心に盛んに養殖されている魚で、その歴史はなんと300年以上!台湾現地では、お粥やスープ、焼き魚などの調理法で食べます。
この「サバヒー」バッグは、バッグを開けた中身もリアル。収納力もあります。ぜひ台湾のお土産に!
●WEAVISM X 東区概念店
住所:台北市大安區敦化南路一段161巷32號
TEL:(02) 5571-3678
営業時間:14時~22時
定休日:無休
【台中】で買える台湾ブランド/台湾レトロなデザインをお土産に
台中は台湾の中部に位置する都市。台中観光といえば、台湾紅茶で有名な日月潭、台湾のウユニ塩湖とも言われる高美湿地、美しいデザインのお菓子が目を引く宮原眼科などが有名です。
【一帆布包】の店舗は台湾・台中の「大甲」にあります。台中市と苗栗県の境にほど近い地区。店舗の近くには「雨水媽」とも呼ばれる媽祖様が祀られた「大甲鎮瀾宮」もあります。
台湾大甲で40年の歴史を持つ 「一帆布包」は、天然の綿花を使った撚糸を、紡ぎ,織り、染め、糊付けするという幾つもの加工を施した帆布を使っています。素材選びから、ミシン縫製、金具、鞄の型、内ポケットの位置などといった細部にまでこだわり、帆布職人が作り上げた暖みのあるかばんを届けています。
デザイナー自らがモデルとなっている商品写真にも注目です!
■一帆布包(イーファンブーバオ)
住所:台中市大甲區育德路41號
TEL:04-2686-0266
営業時間:9:00 – 12:00 / 13:00 – 18:00
定休日:無休
【嘉義】で買える台湾ブランド/マジョリカタイルの歴史を手元に
嘉義は台湾の南西部に位置する都市。ポピュラーな台湾グルメの1つ「鶏肉飯」(七面鳥の肉を使った火鶏肉飯もあります)が有名です。阿里山森林鉄道など、自然豊かな観光スポットも人気です。
【台湾タイル博物館】(台湾花磚博物館)は、台湾鉄道嘉義駅から徒歩10分のとろこにあります。
台湾にあるマジョリカタイルは、そのほとんどが「和製マジョリカタイル」とも呼ばれ、日本で作られたものです。日本が台湾を統治していた1900年代前半頃、日本統治下にあった台湾にも持ち込まれるように。そのデザインには縁起の良い植物や果物、動物などが取り入れられ、家族の幸せを願い住居の屋根や門に使われていました。しかし、現代では老朽化した建物の取り壊しとともに、このマジョリカタイルも一緒に解体されてしまう事例が増えてきています。
2016年にオープンした台湾タイル博物館では、館長である徐嘉彬さんが20年かけて集めた貴重なタイルが展示されており、人気の観光スポットに。マジョリカタイルをモチーフにしたオリジナルグッズも数多く販売されています。
10タイルコレクションは、壁にはるのはもちろん、付属のコルクをつけることでコースターとしても利用可能。1つ1の図柄の意味がわかると、更に愛着が湧いてきそうで。
●台灣花磚博物館
住所:嘉義市林森西路282號
電話:(0979)060-750
時間:10:00~12:00、14:00~17:00(月、火曜休み)
入館料:50元
【台南】で買える台湾ブランド/デザインから台湾カルチャーを知ろう
台南は台湾最古の都市。安平古堡などの歴史的な建築物や、マングローブが作り出した緑のトンネルを船に乗って楽しめる四草生態文化園区など、特徴的な観光地が集まっています。古都ならではの風景、文化、美食が魅力です。
1923年に創業した【錦源興】。その100年後の現在、4代目の楊子興さんが新たにテキスタイルデザインをスタート。数多くのテキスタイルデザインを販売しています。台南のお店は、4回建のビルをリノベーションした建物。1階が「金源興生活」、2階が「金源興布店」、3階が「金源興空間」となり、一般の方に開かれたスペースとなっています。
【A4洗濯機で洗える】ブルードラッグプリントキャリーバッグは、台湾好きにお馴染みの「台湾スリッパ」をモチーフとしたデザイン。そのデザインのモチーフの歴史や意味などの詳しい解説も知ることができます。各々のデザインの由来もぜひチェックしてください。
●錦源興 Gímgoânheng
住所:台南市中西區中正路209巷3號
電話:(06)221-3782
時間:10:00~18:00
月・火曜日休み
1930年代にスタートした【林百貨店】は、2014年6月14日リニューアルオープン。現在は台南になくてはならないランドマーク的な存在となりました。その歴史ある建物に、懐かしいものから最新のデザイン雑貨まで、その品揃えは圧巻です。
林百貨を象徴するロゴが施されたバッグは、ベーシックな白と建物の外壁のレンガを模した茶色のカラーバリエーションがあります。幅広いベルトなので、肩からかけやすそうなデザインです。
●林百貨
住所:台南市忠義路二段63号
電話:(06)221-3000
時間:11:00~22:00
台湾旅行で台湾ブランドを巡ろう
「台湾ブランド」をテーマに巡る台湾旅。今回紹介したブランドは全てPinkoiでも見ることができます。事前に欲しいアイテムを確認したり、現地で行く時間がなかった際は、帰国後にPinkoiから購入することも可能です。台湾で実際に行くことができるショップは他にもたくさん!Pinkoi(ピンコイ)公式Instagramでも紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。