ご祝儀袋はもちろん、お正月飾りのなかにもよく見かける「水引」。今回は、そんな水引をデザインに取り入れた華やかなアイテムをご紹介!
そもそも「水引」って?
その起源は、なんと飛鳥時代になるんだとか。遣隋使が中国から持ち帰った贈り物に紅白の麻布を結びつけていたことが始まりだったそう。本来は「未開封であることの証」「魔除け」「人と人を結ぶ」という3つの意味があったと言われています。さらに、平安時代になると麻から紙へ。江戸時代には一般庶民にまでその文化が広がり、ご祝儀包に使われるようになったのだとか。
そんな歴史ある水引。最近では、その華やかさからアートや雑貨・アクセサリーなどに取り入れられることも増えてきています。
気軽に取り入れられる水引アイテムで、お正月気分を盛り上げて。日本の伝統文化を感じつつ新年のお祝いをしましょう。
耳もとでゆらゆら揺れる梅がかわいい
小さな梅の花が、耳もとにゆらゆらと咲く「はこや」の水引ピアス / イヤリング。晴れの日のアイテムとして、耳もとを華やかに彩ってくれます。
年始のお出かけにもぴったり。和服にはもちろん、普段使いもできそうなデザインなのがうれしい。ピアス / イヤリングを選べるので、友だちへのプレゼントとしても◎
お正月休みの読書時間にもぴったり
ゆれるジグザグラインがかわいい「紙単衣」の水引きブックマーカー。一度結ぶと簡単にはほどけない「あわじ結び」は、封印や魔除けの意味を持っているのだそう。さらに、両端を引っ張るほど強く結ばれるため、ご縁を結ぶという意味合いもある結び方なのだとか。このお正月休みに、素敵な本との出会いがありますように。
ブックマーカーとしてはもちろん、和装の帯飾りやかんざしとしても使えます。一つは持っておきたいアイテム。
年始のご挨拶はこのカードで
神様の加護が得られる「冥加」とかけて、縁起のよい茗荷結びをアレンジした「OTUTUMI」オリジナルのグリーティングカード。
トレーシングペーパーの封筒で、カードを入れると水引とカードの色がうっすらと透けて見えるのがおしゃれ。新年の挨拶に、大切な人に送りたいカードです。
晴れの日に活躍してくれる梅のコーム
水引でつくられた「Umemusubi」の梅のコーム。落ち着きのある色味と上品なデザインが、晴れの日を彩ってくれます。
和装のワンポイントとして、お正月や成人式などに活躍してくれそう。シンプルなデザインなので、洋服のコーディネートに取り入れても目を引きそうです。
普段使いもできる水引ピアス
水引をギュっと丸く結び、メタリックのパーツと組み合わせられた「mizuhikigirl」の輪っかピアス。ベージュの水引が大人っぽく、落ち着いた印象を醸し出してくれます。
普段使いもできそうな色味とデザインで、プレゼントにしても喜ばれそう。
まだまだ欠かせないマスクをかわいくアレンジ!
こちらも「mizuhikigirl」のアイテム。水引で編んだ猫のマスクチャームは、マスクが必須な今の時期に活躍してくれそう。
黒猫、白猫、灰色猫の3色から、好きな猫ちゃんを選んで。家族で使えば、マスクの識別にもなります。ほどよい大きさで、マスクに着けていても邪魔にならないのがうれしい。まだまだ続きそうなマスク生活を、もっと楽しく!
自分でつくってみたい!水引結びにチャレンジ
せっかくなら自分でも水引結びにチャレンジしてみたい!という人におすすめなのが、「和紙ラボTOKYO」の初めての人でも結べる水引キット。
「水引結びをやってみたいけど、動画を見てもよくわからなかった……」
「本数が多すぎてぐちゃぐちゃになってしまった……」
なんていう悩みも解消してくれるキットになっています。水引結びの基本である「あわじ結び」をマスターすることで、他の結びもきれいにつくれるようになるんだとか。
自分でつくってみたい!という人は、ぜひこのキットからチャレンジしてみて。
パーティーで使えるワイングラスマーカー
新年のおうち呑みに使えそうな「Hana by Yuzuki Murakami」の水引ワイングラスマーカー。カラフルな水引を、ワイングラスに付けて。椿の花をモチーフに編まれた水引がおしゃれです。
ワイン好きさんが集まるパーティーで重宝されそう。多めに購入して、結婚披露宴で使うのもかわいいかも。
今回は、上品で華やかなデザインが目をひく水引アイテムを紹介してきましたが、いかがでしたか?
お正月を彩るアイテムとしてはもちろん、日常使いもできる素敵なアイテムも揃っているので、ぜひチェックしてみてくださいね。