季節に合わせて洋服を変えるように、食器も「秋仕様」にしてみませんか?今日は秋の旬の食材が映える、季節感あふれる食器を紹介します。
●初秋の味覚と器
・秋の味覚の王様さんま
秋の味覚といえば脂が乗った「さんま」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
Photo:ミスビット|おすすめの鮮魚
どっしりとした重厚感と土味がする備前焼の長皿は、焼き魚にぴったり。宗兵衛窯さんが作る1点物の備前焼は、今海外でも大変注目を集めています。
・ジューシーな果汁があふれる梨
秋の梨は一口ごとに甘い果汁が溢れます。品種ごとに「甘さ」「酸っぱさ」「みずみずしさ」が違うので、自分好みに合う梨を見つけるも楽しいですね。
あずき色の器はフルーツの色を美しく見せてくれます。また1点ずつ手びねりで大事に作られているAYAKO SASAKIさんの器は、食卓に暖かみをプラスすることもできます。
●盛秋の味覚と器
・香り高い松茸
秋分の頃になると、スーパーでも松茸を見かけるようになりますね。ちょっとお値段はしますが、あの香りを嗅ぐだけで幸せホルモンが出てくる気がします。
松茸の香りとエキスを楽しめる「松茸のお吸い物」には、ぜひ白椿が描かれたこちらの器を。tadamihirotaさんのこの器は5回の焼成を経て作られたそうです。
・きらきら光る新米
日本人の主食「お米」も秋が収穫のとき。私の実家はお米を作っているので、毎年秋に新米が届くのが本当に楽しみです。
この時期にしか食べられない新米は栢野茂さんが作った小さな木製・漆のお茶碗でいただきましょう!木の風合いを残しつつも、オシャレでモダンなお茶碗。毎日のご飯タイムがココロ嬉しくなること間違い無しです。
●晩秋の味覚と器
・ほくほく茹でたての栗
秋の食材で忘れてはいけないのが「栗」。少しお塩を入れたお湯で40分ほど茹でれば、最高の3時のおやつに。
今年は茹で上がったホクホクの栗を「栗の形」のお皿に盛り付けてみましょう。716-zakkaさんのお皿は栗だけではなく、何を盛り付けても秋気分にしてくれるステキなお皿ですね。
・ゆっくりとお茶を楽しむ時間を
お腹一杯「秋のおいしいもの」を楽しんだあとは、お茶でほっこり。
yongdeshopさんの茶器を使って、秋の夜長にゆっくりと時間をかけて台湾茶を楽しんでみませんか?いつもより贅沢な時間が過ごせるはずです。
食卓で四季の変化を楽しもう
待ちに待った食欲の秋。今年の秋は、旬の食材を味覚だけではなく視覚でも楽しんでみるのはいかが。四季の変化を敏感に感じ、そしてそれを楽しむ。日本人が昔から育んできた習慣を、大事にしていきたいですね。みなさんが楽しみにしている秋の味覚はなんですか?
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テキスト:Yoko