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インタビュー

Pinkoiのネーミングは実は日本語由来だった…?|Pinkoi CEO インタビュー前編

by 東 洋子 2024-07-01
by 東 洋子
1.6K

2011年、「世界中のデザイナーの力になりたい」と思い立った台湾生まれの3人が立ち上げたオンラインショッピングサイト、「Pinkoi(ピンコイ)」。

「良いデザイン、良い暮らし」をコンセプトに台湾でサービスを開始し、創業から約7年後の今、会員登録数は約215万人、取り扱う商品数約100万点、世界93ヶ国へ商品を発送するアジア最大級のデザイナーズ商品のショッピングサイトになりました。

そんなPinkoiで今CEOを務めるのがPeter Yen(ピーター・イェン)。以前CUSTOMIZE PLUS magazineでインタビューしていただいた記事を、再構成・公開しました。Pinkoiってどんな会社? 少しでも感じてもらえたら嬉しいです!

 

目次
  • 1. 台湾で人気爆発中のデザイナーズアイテムのショッピングサイト「Pinkoi」
  • 2. 「デザイナーの力になりたかった」3人の物語
  •  
  • 3. 実は日本語が由来?のネーミング
  • 4. 創業時に頭を悩ませた「発音の違い」

1. 台湾で人気爆発中のデザイナーズアイテムのショッピングサイト「Pinkoi」

— ご自身、またPinkoiについてのご紹介をお願いします。

Peter:
私はPeter Yen(ピーター・イェン)、Pinkoiの共同設立メンバーの一人で現在、CEOを務めています。Pinkoiは約7年前、私を含む、Maibelle Lin(マイベリー・リン)、Mike Lee(マイク・リー)の3人で設立しました。

Pinkoiはオンラインショッピングサイト兼コミュニティーサイトです。ユーザーはPinkoiのショッピングサイトを通して、商品を購入ができます。またデザイナーの方であれば自身の商品をPinkoiへ出品し、出品者として販売することができます。

Pinkoiは、「デザイナー、作家たちのブランドの認知力を高め、彼らのビジネスの手助けをする存在になる」というビジョンをもっています。

アジアの才能あるデザイナーの方々がPinkoiという一つのコミュニティーに集まり、デザインが好きな方、デザインのあるライフスタイルが好きな方、そんな人たちがPinkoiに訪れた際に彼らの欲しい商品が見つかるようなサービスを提供できるように日々、奮闘中です。

 

2. 「デザイナーの力になりたかった」3人の物語

— 起業のきっかけはどのようなものでしたか?

Peter:
Pinkoi設立のきっかけは、私を含む、Maibelle、Mikeの3人が「才能あるデザイナーのために何かできないだろうか」と同じ情熱を抱いていたことでした。

私とMikeはエンジニアで、Maibelleはイラストレーター兼デザイナー。Maibelleがデザインを作り、私とMikeがサイトを構築するといった形で、Pinkoiの元となる「デザイナーのためのオンラインプラットフォーム」を作り、3人でPinkoiをスタートさせました。

 

3. 実は日本語が由来?のネーミング

— Pinkoi(ピンコイ)という名前の由来についてご紹介頂けますでしょうか。

Peter:
まずサービスを始める前、オンラインショッピングを楽しんでいるのは80%以上が女性」という点に着目しました。なので、ロゴのデザインを考え始めた時、「まず女性の目に止まるロゴにしよう。ならば、女性らしさを表す色を探すのはどうだろうか」というところから考え…。そして、3人で考えついた色が「ピンク」でした。

そして次は「どのようなネーミングにしようか…」と悩んでいました。

ネーミングに悩んでいた日々、私たちは「将来の私たちのサービスの市場」について考えました。そこで英語圏の北アメリカは非常に大きなマーケットになると感じていましたが、同時に日本も非常にポテンシャルのあるマーケットだと感じていました。

そこで「英語だけではなく、日本人にとってわかりやすいように日本語も取り入れたネーミングにする必要がある」と考えついたんです。私たちはロゴのネーミングを決めるにあたり、英語と日本語、両方の意味をもつネーミングや言葉を探し始めることにしました。

そこで出てきたのが「こい(Koi)」という言葉でした。

なぜなら、日本語の「こい」は、「鯉(*魚)」と「恋」の2つの意味があり、また日本語の「恋」は英語で「LOVE」を意味するので、ユーザーの方に才能あるデザイナーが手がける商品を「愛して」欲しいという想いをもっていたので、「こい」という言葉がちょうどいいと考えたのです。

そして、
●ロゴに使う色は「ピンク(Pink)」
●ネーミングは日本語で「鯉」と「恋」の意味をもち、英語では「LOVE」の意味をもつ言葉の「こい(Koi)」
●シンボルは鯉をモチーフにした「魚」
→ すべてを結びつけ「Pinkoi(ピンコイ)」という名前が生まれました。 

毎日新しいデザインと出会える

 

4. 創業時に頭を悩ませた「発音の違い」

— Pinkoiをスタートした当時のエピソード、特にPeter氏の中で記憶に残っている出来事は?

Peter:
私たちがサービス名を正式にPinkoiと決めサービスを開始した直後、台湾人のお客さまからネーミングについての不満を聞くことが多かったのです。「Pinkoiという名前が覚えられない」と(笑)。

そこでハッと気づいたのです。Pinkoiの「Pink」と「Koi」は日本人やアメリカ人にとっては理解しやすく、また発音しやすいものであるのに対して、ここ台湾ではそれが正反対ということに。つまり、せっかく考え抜いたネーミングも、台湾人にとって「Pinkoi」という名称は理解しにくく、発音の仕方すらわからないものだったのです。

中国語版Aboutページには発音についても書いてあります

特に台湾人にとって「そもそもKoi(こい)とは何?」という状態だったので、スタート当時はPinkoi(ピンコイ)のことを「ピッキー」 「ピンコー」と呼び、誰も正しく発音してくれませんでした(笑)。しかし7年後、今では誰もが正しく「ピンコイ」と呼んでくれるようになりました。後編に続く… 

後編では台湾のハンドメイドシーンについて、そして台湾のデザインの特徴についてPeterが語ります。お楽しみに♡

インタビュー、執筆:高橋政裕
出典:台湾発・オリジナルデザイングッズショッピングサイト「Pinkoi」CEO・Peter Yenインタビュー

 

私たちと一緒に働きませんか?

Pinkoi Japanでは、ただ今、広報担当者を募集しています。日本のデザイナーが海外でもっと活躍できるように、日本のお客さまが海外の素晴らしいデザインアイテムをもっと手軽に生活に手に入れられるように。台湾のスタートアップで働いてみませんか?

詳しくはコチラをご覧ください

 

pinkoオフィスインタビュー
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東 洋子

アジアのデザイナーの思いや夢を日本に広げるお仕事をしています。好きなオツマミはフライドポテトとカルパスです。

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